NPO法人クロスフィールズでは、新興国の留職プログラムでグローバルに活躍できる人材の育成、企業・行政の新興国進出を支援します。


海外で広がる「留職」(Part2)

ICVを導入する企業

近年では、Fortune1000に選出されるような大手企業が積極的にICVに参加するようになってきました。
IBM社は08年からこの取組みを開始し、初年度は全世界の社員5,000名以上の応募の中から100名のリーダー候補生を選抜しました。同社はプログラムの成果を高く評価し、2011年現在は年間500名を選抜するまでになっています。この成功を受け、更に多くの企業が次々にこのICVを導入するようになってきています。(図4)

(図4)ICV導入企業例

自社でICVプログラムを運営しているところもありますが、多くの企業は、新興国における団体との橋渡しをサポートしているNGOと共に、ICVプログラムを作り上げています。グローバルでは、ICVにかかわる企業・NPO・アカデミックが参画するネットワーク組織も存在し、クロスフィールズは、日本で初めて、世界最大のICVネットワーク組織であるBuilding Bridges Coalition (BBC)の加盟団体となり、日本でのICVの拡がりに貢献しております。

導入企業事例

IBM IBM社:"Corporate Service Corps"

目的

新興市場における社会経済的な課題に対処するグローバルな社会貢献活動を通じて、次世代のリーダーとなる人材を育成するプログラム

内容

社員が有するスキルやノウハウを社会貢献活動に役立てると同時に、参加する社員自身の成長を促し、さらにはIBMとしても社員のグローバルなリーダーシップを育成することにもつながる、3つのメリットを併せ持ったユニークなプログラムとして運営されている。
派遣される社員チームは、1カ月に及ぶ現地への赴任に先立ち、当地の習慣、文化、言語、参画するプロジェクトの目標、社会経済情勢および政治情勢について学習するため、3カ月間の研修を実施。任期終了後、派遣された社員は元の職場に戻り各自の経験を活かして活躍。プログラムに参加する社員は、出身国や事業部門が異なる約8名~12名で1チームを構成、多様なバックグラウンドを持った社員同士のネットワークを築く機会も提供されている。

派遣内容(例)

・タンザニアの国際的マイクロファイナンス機関に対する、市場調査と戦略的計画の策定支援
・ガーナのビジネス・モデルの規模の拡大に取り組む中小企業層のため、ビジネス・プロセスの改善とトレーニングの提供
・フィリピンの開発機関に対し、給付認可や助成金活用の進捗状況を追跡するための経営情報システムの開発

IBMの事例
IBMの事例

Pfizer Pfizer社:"Global Health Teams"

目的

社員の人材育成及び地域や部門の連携を深めること、そして医療が満足に届いていない地域に貢献することを目的とするプログラム

内容

2003年から開始した、新興国の医療問題解決のための組織へ派遣するプログラムで、これまで延べ40か国270名を派遣。現地組織における新規事業開発等に貢献するだけでなく、参加した社員が、このプログラムによって自身のスキルによる貢献に満足し、更にPfizerへの帰属意識が高まったという事後調査結果が出ており、多様な導入効果が出ていることが特徴。

派遣内容(例)

・ペルーのがん研究機関における、肺がん撲滅キャンペーンのマーケティング戦略構築
・ケニアの貧困層に対する医療サービスのプラン策定

Pfizerの事例
Pfizerの事例

Mars Mars社:"The Mars Ambassador Program"

目的

グローバルな企業ブランドの向上、従業員のリーダーシップ育成、企業ブランド向上による優秀な人材の獲得を目的とするプログラム

内容

2008年より始まったプログラムで、従業員が新興国に赴き、社会貢献活動を実施(数ヶ月間の個人派遣か数週間のグループ派遣が選択可能)するもの。従事する業務は、本業でのサプライチェーンとの関係性が高いものが多い

派遣内容(例)

・ガーナのカカオ生産者に対する新規事業開発の提言
・ベトナムの現地NGOと提携した、市場となっている貧困国での幼児に対する歯磨き啓発活動の企画・実行

MARSの事例
MARSの事例

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