NPO法人クロスフィールズでは、新興国の留職プログラムでグローバルに活躍できる人材の育成、企業・行政の新興国進出を支援します。

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2014年6月16日(月)プレスリリース

 2014年6月16日(月)

日経ソーシャルイニシアチブ大賞

留職を手掛けるクロスフィールズが、ビジネスと社会貢献を両立するユニークなモデルを評価され 日経ソーシャルイニシアチブ大賞 新人賞を受賞

新興国「留職」プログラムを運営するNPO法人クロスフィールズ(東京都品川区、代表理事:小沼大地)が「第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞」で新人賞を受賞しました(主催/日本経済新聞社 後援/経済産業省他 特別協賛/グリー株式会社 協賛/アクセンチュア株式会社・伊藤忠商事株式会社・グロービス経営大学院 等)。企業人を途上国NPOに派遣する「留職」プログラムの、途上国の社会的課題解決と企業の人材育成が両立するユニークなビジネスモデルが評価されました。派遣実績も30名を超え、今後さらに取組みが広がっていくことが期待されています。

新興国「留職」プログラムを運営するNPO法人クロスフィールズが「第2回日経ソーシャルイニシアチブ大賞」で新人賞を受賞

日経ソーシャルイニシアチブ大賞とは、社会的課題解決を目的とするソーシャルビジネスの優れた取り組みを表彰するもので、二回目を迎える今年の応募は400件を超え、7団体が受賞しました。今年は特に、企業とNPOが連携した事業が多く、社会的インパクトの拡大と、セクターを超えた新しいコラボレーションが注目されました。国際部門賞として米国NPO法人コペルニク、企業部門賞としてユニ・チャーム株式会社、特別賞としてやなせたかし氏やEXILEなどが受賞し、今回クロスフィールズが受賞した「新人賞」は、今年新設された賞で、創業3年以内の事業が対象となります。

同賞の表彰式は6月2日(月)に日経ホールにて行われ、代表・小沼が、賞盾を受け取りました。小沼は、「錚々たる受賞団体が揃う中で、今回の新人賞は大変名誉のあることだと思い、応援してくださる方々に心から感謝しております。『まだまだだぞ、これからに期待しているよ』という意味での新人賞であると思っており、本受賞を励みに団体一同頑張っていきたい。」と述べました。さらに、第一号案件組成に携わったパナソニック株式会社の原口雄一郎氏からも、「2年間でパナソニックからは7人の留職者を輩出した。具体的に事業につながりそうな芽も出てきており、今後が一層楽しみ。」とご祝辞を頂きました。

当日の会場の様子

2011年5月に創業したクロスフィールズは、2014年6月に創業4年目を迎えます。2014年6月現在でパナソニック株式会社の他、日産自動車株式会社、日本電気株式会社、株式会社日立製作所、テルモ株式会社など、パートナー企業は15社まで拡大。インド・インドネシア等、アジア5ヶ国に既に30人の派遣実績があり、2014年度は50~60名の派遣が予定されております (※下記に現在留職中の事例を含めて今後のプロジェクトの例をご紹介しております)。

【直近の留職プログラムの事例】 ※2014年6月16日現在

企業名 時期/期間 派遣される社員 受け入れ先団体
現地
活動中
NTTデータ 2014年4月?6月(2ヶ月間) カンボジア ソフトウェアエンジニア(31歳) 貧困層の生活と環境に優しい改良かまどの普及を行うNGO
NTTデータ 2014年4月?6月(2ヶ月間) カンボジア ソフトウェアエンジニア(27歳) 電化率が低い農村部の住民に ソーラーパネルの販売を行う 社会的企業
現地
活動中
日産自動車 2014年8月?9月(2ヶ月間) インド(アーメダバード) エンジニア(35歳) エネルギー問題解決のためスマートグリッドを開発する社会的企業
日産自動車 2014年7月?8月(1.5ヶ月間) インド(アーメダバード) エンジニア(43歳) 貧困層にソーラー製品を提供する社会的企業
パナソニック 2014年8月(1ヶ月間) インドネシア エンジニア(31歳)
エンジニア(35歳)
コミュニティをベースとした小規模の水力発電を運営するNGO

「日経ソーシャルイニシアチブ大賞」の概要: さまざまな社会的課題をビジネスの手法で解決するソーシャルビジネスに着目した賞。審査委員会にTDK株式会社の相談役・澤部肇氏、日本経済新聞社の常務取締役・野村裕知氏らが参加。第一回目となる2013年度は、大賞としてNPO法人フローレンス、国際部門として、NPO法人TABLE FOR TWO Internationalらが受賞している。

留職とは

【留職プログラムとは…】
企業の社員を数カ月間に渡って新興国のNPOなどに派遣し、本業のスキルを活かして現地の社会課題の解決に向けて活動する取り組み。現地社会の発展に貢献すると同時に、企業側としては、新興国の生活者を肌感覚で理解することで新たな事業の創出や、グローバルな環境で活躍できる人材の育成を目指すことができます。

【NPO法人クロスフィールズとは…】
クロスフィールズは、『すべての人が、「働くこと」を通じて、想い・情熱を実現することのできる世界』をビジョンとして掲げ、『社会の未来と組織の未来を切り拓くリーダーを創ること』をミッションとするNPO法人。このミッションを達成するために、「あらゆる枠を超えて社会課題に挑む原体験=留職」を提供しています。

NPO法人クロスフィールズの団体概要

法人名 特定非営利活動法人クロスフィールズ (東京都認証)
創業日 2011年5月3日
所在地 〒141-0031 東京都品川区西五反田3-8-3 町原ビル3F
電話番号:03-6417-4804
代表理事 小沼大地
ウェブサイト http://crossfields.jp/

本リリースに関するお問い合わせ先:
NPO法人クロスフィールズ 担当:照沼(てるぬま)
TEL.03-6417-4804
お問い合わせフォームはこちら

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