NPO法人クロスフィールズでは、新興国の留職プログラムでグローバルに活躍できる人材の育成、企業・行政の新興国進出を支援します。

(2019/11/26 追記)
本イベントは終了いたしました。
当日は100名を超える方々にご参加いただき、ご来場の皆さまと大変有意義なディスカッションを行うことができました。この場を借りて感謝申し上げます。

多数のご要望を頂きましたので、当日会場で配布した資料及び投影したプレゼンテーション資料の一部を公開いたします。皆さまが「越境4.0」の時代にリーダー育成を考える一助となれば幸いです。
- 組織外の活動・経験に関するマクロミル/クロスフィールズ共同調査 報告書
- イベント当日の投影資料 抜粋

これからもクロスフィールズでは、留職プログラムや社会課題体感フィールドスタディなどを通じ、リーダー育成と社会課題解決に邁進して参ります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

(本イベントの内容や各種資料、クロスフィールズの事業などについてご関心のある方はこちらよりお問い合わせください)



昨今の変化の激しい社会状況において、企業がイノベーションを生み出し、個人がリーダーとして成長を続けるために、ビジネスパーソンが所属組織の枠を越えて行う「越境活動」に注目が集まっています。そんな中、海外留学や副業・兼業、プロボノ、留職、更にはベンチャー企業との人材交流まで、越境活動のバリエーションも急速に多様化しています。企業にとってみれば、様々な選択肢が広がる中で、ただ単に越境活動を行えばよい時代は終わり、「どのようなリーダー育成をしたいか」によって、自社にとって本当に意義のある越境活動を見極めながら活用する時代に突入したと言えるのではないでしょうか。

この度、グローバルな越境活動「留職」プログラムを展開するNPO法人クロスフィールズと株式会社マクロミルは、越境活動の効果に関する4,000人規模の共同調査を実施しました。本調査では、越境活動の経験者約1,800人を含む約4,000人を対象に、14種類の越境活動と、そのきっかけや取り組み時間によるスキル獲得・マインド変化・仕事の満足度などへの影響を詳細に分析。経営者の期待と実際の人材育成効果とに大きなギャップがあること等が明らかとなりました。

「組織外の活動・経験に関する調査」:調査結果速報はこちら

本イベントでは、調査結果の詳細をご紹介するとともに、企業としてどのように越境活動を活用すべきかを、有識者の方々や実際に越境活動を活用したリーダー育成に取り組む企業人事の方々とともに徹底的に議論していきます。ぜひ、越境活動に取り組む方々、関心をお持ちの方々に奮ってご参加いただけましたら幸いです。

イベント概要

日時 2019年11月6日(水)15:30-19:00
(15:00開場、18:00-19:00懇親会)
場所 東京ミッドタウン日比谷 BASE Q HALL 2
(千代田区有楽町1丁目1-2) アクセス
対象 ・企業の人材育成に携わる方々
・経営者・経営幹部の方々
・人材育成・組織開発に関する研究者の方々
・越境プログラムを提供する事業者の方々
・越境プログラムへの参加に関心をお持ちの方々
参加費 無料
定員 100名
主催 NPO法人クロスフィールズ

参加ご希望の方はこちらからお申し込みください。

締め切り:2019年10月30日(水)

イベント申し込みフォーム

定員を上回るお申し込みがあった場合、抽選とさせていただく可能性がございます。
参加可否は11月1日(金)までにご連絡させていただきます。

プログラム

オープニングトーク
「越境活動の変遷と今」

小沼大地 (NPO法人クロスフィールズ代表理事)

越境活動はこの30年で大きく変化を遂げており、1980-90年代の海外MBA全盛時代から(越境1.0)、プロボノ・ボランティアの活発化(越境2.0)を経て、今では副業・兼業や留職など様々な越境活動が行われるようになっています(越境3.0)。本調査を企画したクロスフィールズ代表小沼より、越境活動のこれまでの変遷と、これからのあり方「越境4.0」について提言します。

講演
「なぜ『越境人材』が今、必要とされているのか」

入山章栄(早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授)

企業や組織の垣根を超えて活躍する「越境人材」は、企業にとってなぜ今必要なのか? イノベーション研究の第一人者であり、越境活動にも造詣の深い早稲田大学ビジネススクール教授の入山章栄氏が、経営学の観点からその重要性についてお話しします。

調査結果の考察
「越境活動14種類、期待と効果の実態」

入山章栄(早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授)
小沼大地 (NPO法人クロスフィールズ代表理事)

越境活動経験者と社会人一般層の「充実度・幸福度」や「現職への満足度」の比較、各越境活動への期待値と実際の効果とのギャップなど、4,000人を対象とした調査から見えてきたことを紐解いていきます。

徹底議論
「越境4.0時代のリーダー育成」

入山章栄(早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授)
柴田寛文(経済産業省 商務・サービスグループ 教育産業室 室長補佐(総括))
沖依子(PwCコンサルティング合同会社 人事部 ラーニング&デベロップメント リーダー)

早稲田大学ビジネススクール教授の入山氏、経済産業省の実証事業「未来の教室」を通じて様々な越境活動に関わる柴田氏、企業の中で実際に様々な越境活動を通じたリーダー育成に取り組む沖氏とともに、リーダー育成の目的・方向性に合わせた効果的な越境活動の選び方・使い方について議論します。


懇親会  18:00-19:00

簡単なドリンクをご用意しております。参加者の皆さま同士でのネットワーキングの場としてぜひご活用ください。

参加ご希望の方はこちらからお申し込みください。

締め切り:2019年10月30日(水)

イベント申し込みフォーム

定員を上回るお申し込みがあった場合、抽選とさせていただく可能性がございます。
参加可否は11月1日(金)までにご連絡させていただきます。

登壇者プロフィール

入山章栄

早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール 教授

慶應義塾大学経済学部卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所で、主に自動車メーカー・国内外政府機関への調査・コンサルティング業務に従事した後、2008年に米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.を取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。 2013年より早稲田大学大学院 早稲田大学ビジネススクール准教授。 2019年より現職。「Strategic Management Journal」「Journal of International Business Studies」など国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。著書に、『世界の経営学者はいま何を考えているのか』(英治出版)『ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学』(日経BP社) 他。

柴田寛文

経済産業省
商務・サービスグループ サービス政策課 課長補佐(総括)
兼 教育産業室 室長補佐(総括)

2008年入省。企業金融政策、医療介護周辺サービス政策、東日本大震災後のエネルギー基本計画の検討、福島第一原発の廃炉・汚染水対策の計画策定の業務等に従事。2015年10月から約2年9ヶ月間、人事交流にて、厚生労働省年金局事業管理課に在籍。日本年金機構の業務改革、年金関連法改正の対応、マイナンバーを扱う業務や行政手続き簡素化・電子申請義務化の実現にむけた企画立案等に従事。2018年7月よりサービス政策課・教育産業室の課長補佐(総括)に着任。サービス産業の生産性向上の大ミッションと併せて、長女(8歳)、長男(6歳、自閉症・知的障がい)の親として、自分ごととして、「未来の教室」プロジェクトに従事。

沖依子

PwCコンサルティング合同会社 人事部
ラーニング&デベロップメント リーダー

株式会社リクルートを経て、1997年、PricewaterhouseCoopers MCS (Management Consulting Service)入社。通信業界担当のオペレーション戦略、事業開発系プロジェクトPMとして多数のプロジェクトに従事し2001年 IBMによる事業統合に伴い移籍。その後、プロジェクト担当パートナーとして、オペレーション改革系プロジェクトを複数担当した。2013年10月 PwCに再入社し、現在は、未来志向の新しい価値を共創するために約8,000名のプロフェッショナルを擁するPwC Japanの人財開発責任者として、人と組織が持つ力を最大限に引き出しながら「学習と成長」を支援している。昨今の主要学習領域は「デジタル」、「デザイン」、「ソーシャル」。座右の銘は「Purpose finds me – Purposeに見いだされる自分になる」

小沼大地

NPO法人クロスフィールズ 共同創業者・代表理事

一橋大学社会学部・同大学院社会学研究科修了。青年海外協力隊として中東シリアで活動した後、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて勤務。2011年5月、ビジネスパーソンが新興国で社会課題解決にあたる「留職」を展開するNPO法人クロスフィールズを創業。2011年に世界経済フォーラム(ダボス会議)のGlobal Shaperに選出、2016年にハーバード・ビジネス・レビュー「未来をつくるU-40経営者20人」に選出される。国際協力NGOセンター(JANIC)の理事、新公益連盟の理事も務める。著書に『働く意義の見つけ方―仕事を「志事」にする流儀』(ダイヤモンド社)がある。

調査協力: 「Goodmill」

Goodmillは、株式会社マクロミルが展開する社会貢献活動です。「リサーチで、世の中をもっと良くできる」という想いから、2018年4月から活動を開始し、「非営利活動組織のマーケティング・リサーチ技術支援」「災害発生時の多面的な支援活動」「社員発信の社会貢献活動」を活動の3本の柱として、社会課題の解決などを支援しています。
https://www.macromill.com/company/sustainability/goodmill.html

参加ご希望の方はこちらからお申し込みください。

締め切り:2019年10月30日(水)

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定員を上回るお申し込みがあった場合、抽選とさせていただく可能性がございます。
参加可否は11月1日(金)までにご連絡させていただきます。

会場協力

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TEL:03-6417-4804(平日:9:00〜17:00)