NPO法人クロスフィールズでは、新興国の留職プログラムでグローバルに活躍できる人材の育成、企業・行政の新興国進出を支援します。

企業様向けフォーラム開催レポート

2011.11.12

  • 先日11/8(火)に、NPO法人クロスフィールズ主催で、
    「新興国での実践業務によるグローバルリーダー育成とは」

    と題した企業様向けフォーラムを開催致しました。

     

    (当日の会場の様子)

     

    当日はスタッフ含め46名という定員を超えるご参加を頂き、
    第一部は先進的に新興国でのグローバルリーダー育成に企業で取り組んでおられる
    日本アイ・ビー・エム株式会社、グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)の方に、

    プログラムのご紹介を頂きながら、
    第二部では、IBM,GSKの実際にプログラムに参加された方に加えて、

    今年の夏にクロスフィールズのプログラムにご参加頂いた戦略コンサルティング会社の方にもご登壇頂き、

    実際に行ってみてどうだったのかという生の声をお伝えするパネルディスカッションを行いました。

     

    実際に現地での経験をされた方々からは、
    英語も中々伝わらない異文化の中で貴重な体験ができたと同時に、

     自分のスキルを役立てることが出来て大きな経験になった」
    自分のスキルが現地のNPOの経営改善に役立ったと肌で実感することが出来てよかった」
    など、自己実現につながったという意見や、
    「今まで日本人と外国人は違う、というフィルターをかけていたけど、

     ひとりひとりの個人と接してみたら、共感できる部分がたくさんあるんだと思った」
    「帰ってきてから、以前よりイキイキとしていると周りから言われた」
    こういう制度を設けてくれるうちの会社っていい会社だなと思った
    など、価値観の変化や会社へのロイヤリティ向上などにつながったという意見が印象的でした。

     

    また、客席からは、
    「うちの会社でもこういった研修を実施して、むしろ『今のうちの会社のやり方は

    こんな風に改善できるんじゃないのか?』という疑問を抱いて帰ってくるぐらいになって欲しい」

    「企業が導入するにあたって障壁になりやすい部分はどこか?」
    IBMやGSKではどういう基準で派遣する社員を選定しているのか?」
    など企業側からの質問・意見や、

    「現地の受入先に対して持続可能なサービス提供はできるのか?」
    といったソーシャルセクター側からの質問、
    むしろ中堅以上の幹部がグローバル化しなくてはいけないのではないか?」
    といったメディアの方からの意見など、
    非常に積極的な意見・質問が飛び交い、大変盛り上がる2時間となりました。

     

    詳細な当日の様子は、後日レポートとして掲載させて頂きますので、どうぞご期待下さい。

    また、クロスフィールズでは、今回のようなフォーラムを継続的に開催していく予定ですので、

    今後ともどうぞ宜しくお願い致します。