2016.06.09
5/28(土)に、官民協働ネットワークCrossover、新公益連盟とともに表記イベントを開催し、行政・企業・NPO等から100名を超える参加者の方にお越しいただきました。
開催の目的:
・行政・企業・NPO という3つのセクター(トライセクター)の枠を超えて働くことの意義と必要性について考えること
・セクターの枠を超える経験を広げていく上での課題について議論すること
・いまだに日本では実現していない行政からNPOへの出向の第1号を実現させること
‣第一部
①パネルディスカッション
各人のセクターを越えた経験と、それを通じて感じたこと、自身の想いについてお話しいただきました。登壇者の方が口を揃えて発言されていた内容としては、これまでとは異なるセクターに飛び込み、その組織で人を巻き込んでいくために重要なことは「信頼を得ること」、「自分がどんな価値を創出できるか」、「自ら切り拓く力」、そして「想い」。セクターを越えても自分の強みは変わらないし、その強みはどのセクターでも通用する、ということでした。
登壇者:
池田洋一郎 氏 (財務省→世界銀行 官民協働ネットワークCrossover代表)
藤沢烈 氏 (一般社団法人RCF →復興庁)
森位由貴 氏(PwC→インドネシアのNPO(CROSSFIELDSの留職を利用))
モデレーター
小沼大地 (NPO法人CROSS FIELDS 代表)
② これからセクターを越えて活躍する方へのメッセージ
山積した社会課題の解決に向け、セクター間の連携を含め、会場にいる参加者の皆がアクションを起こしていこうというメッセージをいただきました。
ゲスト:
駒崎弘樹 氏(新公益連盟代表、認定NPO法人フローレンス代表理事)
宮城治男 氏(NPO法人ETIC. 代表理事)
③他セクターからの人材受入希望団体によるプレゼンテーション
現時点で、行政からの出向者の受け入れに積極的なNPO4団体から、団体が取り組む課題や、必要としている行政人材像についてお話しをいただきました。
スピーチ団体:
認定NPO法人フローレンス
NPO法人 ETIC.
一般社団法人 RCF 代表
認定NPO法人 カタリバ
④参加者同士のグループディスカッション
「自分が異なるセクターに行く場合、どんな組織に行きたいか」、「セクターを越えるメリット・デメリット」等について、グループに分かれて議論しました。
第二部の懇親会では、第一部での内容をさらに深めた熱い議論が繰り広げられました。
代表 小沼のブログでも、本イベントについて綴っておりますので、よろしければそちらもご覧ください。
<ここをクリックしてブログ記事を読む>
クロスフィールズでは、今後も社会課題解決に向けたトライセクターの取組について積極的なアクションを実施していく予定です。イベント等を開催する際には、HP/Facebookページ等で改めてご案内いたします。本件取組にご興味がある方はinfo@crossfields.jpにご連絡ください。